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 大阪(伊丹)空港で今月5日、誘導路上をドローンのような物体が飛行しているとの情報があり、日本航空機が着陸をやり直していたことがわかった。空港運営会社と国土交通省は、重大事故につながりかねないとして警察庁と大阪府警、兵庫県警に情報提供した。

 国交省によると、5日午後5時半ごろ、離陸のため滑走路に向かっていた日航機のパイロットから管制官に、「誘導路の高度約30メートルを無人機らしき物体が飛行している」との通報が入った。赤色で鳥ぐらいの大きさだったという。

 上空で通報を無線で聞いた別の日航機は自主的に着陸をやり直し、到着が予定より13分遅れた。その後、空港運営会社が敷地内を調べたがドローンらしきものは見つからなかった。

 2015年施行の改正航空法は、空港周辺でのドローンの飛行を原則、禁止している。今回の物体がドローンであれば、施行後に空港敷地の飛行が確認された初事例となる。(伊藤嘉孝)