[PR]

 米国が国連教育科学文化機関(ユネスコ)からの脱退を決めたことに続き、イスラエルも12日、ユネスコからの脱退を表明した。ネタニヤフ首相が声明で、米国と足並みをそろえて脱退の準備をするよう外務省に指示したことを明らかにした。

 ネタニヤフ氏は、ユネスコが反イスラエルに偏向していることなどを理由に挙げたトランプ米政権の決定を「勇気があり、道徳にかなっている」と称賛し、ユネスコについて「不条理劇になった。歴史を保護するのではなく、歪曲(わいきょく)している」と強く非難した。

 イスラエルは2011年、ユネスコがパレスチナの正式加盟を決めたことに反発し、予算分担金の最大国の米国に続いて拠出金の凍結を決定。その後もユネスコは反イスラエル的などとして批判を強めていた。 今年7月、ユネスコがヨルダン川西岸地区にあるパレスチナ自治区ヘブロン旧市街を世界遺産に登録すると決めた際には、イスラム教とユダヤ教の共通の聖地を擁する場所なのに、ユダヤ教徒との関わりが考慮されていないなどとして猛反発した。(エルサレム=渡辺丘)

こんなニュースも