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 2020年東京五輪・パラリンピックでドーピング検査員不足が懸念されている中、大会組織委員会と日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が本格的な人材確保に乗り出した。来年度までに新規で120人以上の候補者を募集する。

 五輪選手村の開村から大会終了までに想定される国内の検査数は、五輪が開催されない年の1年間の検査数と同水準の約6千件。検査員は海外からの応援約180人を含め、大会には500人程度が必要とみられている。

 JADAは、同機関にすでに登録済みの250人以上の検査員に、20年大会に向けた意向調査を実施。多くの人が別の仕事を持っているため全員の参加は難しいが、JADAの浅川伸専務理事によると、「ある程度の日程なら、と非常に前向きなリアクションが多い」。それでも、100人ほど足りないのが現状だ。

 そこで組織委とJADAは、今秋から段階的な募集を開始した。今年度は20~30人を採用予定。翌18年度は100人以上を募集するという。

 20年大会で活動するには、認定後に組織委の最終選考に通る必要がある。応募者には「TOEIC550点、または同等レベル以上」と、検査の手順を説明できる英語力などを求め、7~9月に10日以上の勤務が条件となっている。今年度の申し込みは10月20日までで、詳細はJADAの募集ページ(http://www.playtruejapan.org/info/20170922dco/別ウインドウで開きます)へ。(遠田寛生)