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 バレーボール・プレミアリーグ男子サントリーの監督に復帰した荻野正二氏(47)が13日、大阪市内で会見し、21日に開幕するプレミアリーグの新シーズンに向け、抱負を語った。

 高校卒業後の1988年からサントリーでプレーし、2010年に引退。直後の10~11年シーズンから2季、監督を務めた。10年の全日本選手権ではチームを優勝に導いたが、「当時は選手から監督になったばかりでとにかく必死だった。強くすることしか考えられなかった」と言う。

 指導者として力を付けるため、一度チームから離れ、15年9月からブラジルで1年間コーチ留学を経験した。「向こうでは、毎日練習前に監督と選手が握手していた。コミュニケーションが大事だと痛感した」という。

 「今は1回怒ったら、5回フォローしている」。厳しい練習は変わらないが、必ず毎日選手全員に一人ずつ声をかけることを意識している。

 チームは06~07シーズンを最後にプレミアリーグの優勝から遠ざかっている。「チーム力に自信がある。今はどれだけやってくれるか楽しみ」。丸くなった指揮官が、チームを立て直すことができるか。(橋本佳奈)