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 世界文化遺産の三保松原(静岡市清水区)の廃棄用松葉を商品化している県立静岡農業高校(同市葵区)の松葉研究班の生徒6人が18日、県教育委員会を訪ね、木苗直秀教育長に全国大会で最高位の文部科学大臣賞に輝いたことを報告した。

 大会は文科省が共催する「第2回全国高校生SBP交流フェア」で、8月に三重県伊勢市で開催。地域の課題をビジネスの手法で解決する取り組みを18校が競った。同校は6年前から三保松原で景観維持や松枯れで処分される廃棄松葉の活用を研究。松葉が持つ抗酸化作用に着目し、パン、茶、うどんなどに製品化し、イベントなどでの売り上げの一部を松の保全活動に活用している。大会では、生徒3人が約10分間、活動内容を発表した。

 3年の鈴木花萌(かほ)さん(18)は「大きな大会で大きな賞をもらえて、とても光栄でうれしい。これを弾みにさらに研究に頑張りたい」と話した。木苗教育長は「すばらしいアイデアだ。誇りに思う」と祝った。(野口拓朗)