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 19日午後2時10分ごろ、指定暴力団浪川会(福岡県大牟田市)系組員から「事務所が撃ち込まれたようだが110番が入っていませんか」と県警大牟田署に通報があった。署によると、男が事務所内で拳銃2発を発砲し、組員(36)が右足指にけがをした。組員が男を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕(常人逮捕)し、駆けつけた署員に引き渡した。

 逮捕されたのは、自称愛知県豊橋市弥生町の職業不詳、榎芳秋容疑者(63)。逮捕容疑は、19日午後2時ごろ、浪川会本部事務所が入る福岡県大牟田市上官町2丁目の建物1階で拳銃1丁を所持したというもの。容疑を認めているという。

 榎容疑者は午後2時ごろに事務所を訪れ、「懲役で同じだった者がいるから会わせて」と依頼。組員が事務所に入れて振り返ったところ、拳銃を持っていた。組員ともみ合いになった際、榎容疑者が2発発砲。うち1発が組員の右足の薬指に当たった。その後、事務所にいた組員らと榎容疑者を取り押さえたという。

 現場はJR大牟田駅から南東約1キロの住宅街。近くの大牟田中央小では、教員らが付き添って集団下校した。戸塚俊也教頭は「最近は抗争とかなく平穏だった。しばらくは集団登下校をさせようと考えている」と話した。