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 浜松ホトニクスは20日、創業者の晝馬(ひるま)輝夫会長(91)が取締役を退任し、名誉会長に就任すると発表した。株主総会がある12月22日付で正式決定する。光関連の部品分野で世界のトップ企業に育て、小柴昌俊さんのノーベル物理学賞受賞の「陰の功労者」といわれる。

 世界で初めてブラウン管に字を映した高柳健次郎博士の教え子ら3人と1953年に前身の浜松テレビを設立。78年に社長に就任し、翌年、東大教授だった小柴さんから要請を受け、岐阜県にある観測施設「カミオカンデ」の部品を赤字を出しながら開発した。2004年から会長を兼務し、09年に長男の明氏に社長を譲った。最近は車いすの生活で、病院で暮らしている。(長谷川智)