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 台風21号が日本列島に迫る中、衆院選の各候補が気になるのは投票率の行方だ。荒天では有権者が外出せず、投票率が下がると言われる。気象庁や各地の選挙管理委員会は期日前投票を促す異例の呼びかけをしており、実際に早めに足を運ぶ人が増えた。

 前回2014年12月の衆院選では雪やみぞれが降ったこともあり、投票率は52・66%と戦後最低だった。

 一方、天候に関係なく投票率が上がったこともある。政権選択が争われた09年8月の際は、雨が降っても投票率は69・28%まで伸びた。

 今回の期日前投票者数は、公示翌日からの5日間で約410万人。衆院選で期日前投票が導入された05年以降、最多となった。昨年の公職選挙法改正で、「天災・悪天候により当日投票所に行くことが困難」も理由に加わった。有権者数が約75万人の東京都世田谷区では20日だけで約3万人が投票を済ませたという。(志村英司)