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 ミュージシャンの小沢健二さん(49)が「日米恐怖学会」との共著で、大人と子どもに向けた絵本「アイスクリームが溶けてしまう前に」をこの秋、出版しました。この謎の「学会」(?)のメンバーで、小沢さんの妻である米国人ジャーナリスト、エリザベス・コールさん(41)が、出版の背景を語ってくれました。

 ――まず、エリザベスさんがアメリカで子どもの頃から親しんで来られたハロウィーンについて教えて下さい。

 ハロウィーンの起源は、アメリカ人だってそうそう知らないと思います(笑)。私自身、ハロウィーンは大好きだけれど、この本のために色々と調べるまで、よく知らなかったんです。アメリカ人はハロウィーンといえば、大胆な配色で彩られた子ども時代の記憶――歯にくっついてとれないキャンディー、ライオンの着ぐるみのしっぽを踏んづけて転んじゃったこと、茂みからゾンビが飛び出してきて悲鳴を上げて友達に抱きついたこと――そういうものを思い出すのではないでしょうか。

 ただ、アメリカのハロウィーンの「TRICK OR TREAT(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)!」の「TRICK=いたずら」には、明らかにワイルドな意味があり、私と同世代なら、年上の子たちが自分たち以上の「スゴイいたずら」をするのを見ているはずです。警察署長さんのナンバープレートとか、市長さんの車のホイールキャップとか、「いけないお宝」をとってくる話も聞きました。今は監視カメラが至るところにあって、そんなワイルドさは薄れてしまいましたが。

 お宝を集める「ご近所借り物競争」の後には、花火合戦もある。手持ちの打ち上げ花火で撃ち合うんですよ! 身を守るのにレザージャケットを着ることになっていますが、親としては恐怖ですよね。今ではそういうこともなくなりましたが、子どもというのはルールを壊したいという欲望を、どこかに持っているものです。

 ――最近のハロウィーンの流行の背景にSNSの見栄えを競う、いわゆる「インスタ映え」があるようですが。

 SNSの写真を通じてのコミュ…

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