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 甲府市立山城小3年の堀井日菜子さん(9)と笛吹市立春日居小2年の吉岡栄太君(8)のペアが、東京であった社交ダンスの全国大会で優勝した。練習でも伸びやかでキレのあるダンスを見せる2人。そろっての快挙に「息を合わせて楽しく踊れた」と声を弾ませる。

 2人は8月に東京都中央区で開かれた「小・中・高校生ボールルームダンス全日本チャンピオンシップ」に出場。20組を超える出場者のなか、小学生低学年の部の男女スタンダード部門ワルツと男女ラテンアメリカン部門チャチャチャの2部門で優勝をつかんだ。

 2人にダンスの手ほどきをしたジュニア指導員の里吉美雅(よしまさ)さんは「勝つんだという気持ちと集中力がすごい」と太鼓判を押す。4歳から社交ダンスを始めた吉岡君について「当初からダンスのセンスがあり、技術の習得が早かった」と振り返る。

 「音楽のリズムが楽しい」と言う堀井さんは5歳の時、祖母に連れられ、姉の香菜子さん(13)とともにダンス教室を訪れた。めきめき腕を上げる香菜子さんに憧れ、自分ができない演技について香菜子さんに質問しながら必死に追いついてきた。香菜子さんは「練習態度がまじめで努力家」と妹を評する。

 母の堀井ゆりさん(42)は「普段おとなしい性格なのにダンスになると人が変わる。人前に出るのが不得意ではなくなり、マナーや相手を思いやる気持ちも学んだ」と話す。

 2人のマナーは専門家にも評価され、7月に東京都中央区で開かれた「オールジャパンジュニアダンススポーツカップ」では、「ベストマナーカップル賞」に輝いた。高校生までの約300組の中から選ばれる賞で、この賞を目標にする出場者も多い。2人は「あいさつやルールをしっかり守って頑張れた」と胸を張った。(平畑玄洋)