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 俳優の故・緒形拳さんの遺品を集めた記念館(約100平方メートル)を、長年の友人が千葉県四街道市に造った。書家でもあった名優の書や手紙、家族写真や衣服などファン垂涎(すいぜん)の品が約千点も並ぶ。友人は「真剣に演技に向き合った俳優と、良き家庭人の両面を知ってもらえたら」と話す。

 「これからこれから」

 太い筆で豪快に書いたはがき。「初心」「黙々」「向上心」……。数々の言葉に、まっすぐな人柄がにじむ。映画で着たシャツやサングラス、妻典江さんとほほえむ結婚式のモノクロ写真。「カレー、カレーの日々。その種類豊富である」と、インドの感想をつづった日記もある。

 緒形さんは小学2年生の時に千葉市に疎開し、中学生まで過ごした。墓は千葉県茂原市にある。四街道市の会社役員、知久(ちく)光夫さん(70)は知人に緒形さんを紹介され、家族ぐるみで約25年付き合った。

 思い出深い展示品の一つが、スイカやナシの絵の横に「ごちそうさまでした」と書いた絵手紙。緒形さんは、舞台を見に行ったり、季節の食材を贈ったりすると必ず礼状を送ってきた。「とにかく義理堅い男。手紙からも素顔が垣間見える」

 「拳さんが眠る土地の近くで、…

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