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 上野原市棡原(ゆずりはら)の尾続(おづく)地区を流れる鶴川につり橋の新「聖武連(しょうむれ)橋」が完成し、利用が始まっている。

 地区には鶴川の両岸に28世帯(2016年4月現在)が居住。かつては旧聖武連橋を使って地域内を行き来していたが、旧橋は橋脚が傷むなど老朽化。市によると、05年ごろから利用できなくなっていたといい、新しい橋の建設は地元にとって長年の懸案だったという。新つり橋は長さ約40メートル、幅2メートル。建設費は約8千万円。

 現場は川の両岸に急傾斜が迫り、あちこちに大きな岩がむき出しになり、清流が勢いよく流れている。300メートルほど下流には、約3メートルの落差で水が注ぎ込む景勝地「うなぎ淵(ふち)」もある。県道上野原あきる野線からつり橋の遊歩道に向かう入り口には、地元の人たちが世話をする花畑もあり、季節の花が楽しめる。地域の住民は「聖武連『夢』吊橋(つりばし)」の愛称を付け、観光資源としての活用もめざしている。