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 かつて畠山氏が城を構えたとされる金屋地区の鳥屋城(とやじょう)山。行楽シーズンにはハイキング客らでにぎわう山の中腹に、有田川の町を一望できる絶景カフェ「バード テンジンマエ」がある。

 同町出身の榎本敬紀さん(62)と妻の紀子さん(56)が昨年4月にオープンした。敬紀さんの前職は数学教師。地元の小中学校の校長を務めるなど教育一筋だったが、定年退職を機に全く畑違いのカフェ経営に乗り出した。少子化や人口減少を肌で感じてきた。「地域を少しでも元気にしたい。年齢を問わず楽しめる場所を作りたかった」

 ミカン畑に囲まれた店舗は、窓枠が「額縁」となって風景を楽しめるよう設計。山の向こうに沈む夕焼けを見るために、何度も通う人もいるという。ネルドリップ方式でいれるコーヒー(400円)は、白浜町の「富田の水」を使いすっきりとした味わい。4種類のスパイスに地元産の鶏肉を使ったスパイスチキンカレー(800円)などフードメニューもある。

 特徴的なのはイベントの多彩さ…

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