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 話題の美術展が目白押しのこの季節。定番に加え、遊び心のあるオリジナルグッズが会場をにぎわせている。中には限定グルメや体験イベントも。美術展を訪れる新たな入り口になればと、関係者は知恵を絞る。

 福岡市の福岡県立美術館で開催中の「ゲゲゲの人生展」(12月10日まで)は展示会場に加えて、特設グッズ売り場が盛況だ。「会場限定」「数量限定」とうたったカラフルなポップが躍り、来場者は次々と商品に手を伸ばしていく。

 福岡会場に並ぶオリジナルグッズは約70点。「のん氣にくらしなさい」「仕事は決戦リクツなし」といった水木しげるさんの名言をプリントした「名言クッキー」や、福岡展限定味のポップコーン、漫画のコマを抜き出してキャラ部分をピンにした「一コマピンズ」などが人気という。

 主催の関係者は「特に漫画家の展覧会なので、グッズを楽しみに来る人は多い。客層が幅広いのでシンプルかつ世界観が感じられるグッズにした。話題となり口コミで広がれば、集客も期待できる」と話す。

 美術館内のカフェでは、ゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこに着想を得たパスタ「なんかようかい麺」や、一反もめんをイメージしたデザート「ひらひら」などを考案し、展覧会を盛り上げる。

 天平時代に創建され、独特の文化が花開いた奈良・西大寺(さいだいじ)などの彫刻、絵画、工芸品を集めた「奈良西大寺展」(12月10日まで)が開かれている山口市の山口県立美術館では、仏像好きのみうらじゅんさんといとうせいこうさんが監修したグッズが並ぶ。愛染明王と吉祥天のイラストを描いたTシャツは独特のゆるさで、ひときわ目を引く。

 鹿児島出身の洋画家を紹介する…

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