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 かつらぎ町との境界近く、山深い有田川町押手(おしで)で父子2代、足かけ70年にわたり住民の健康を守っているのが「松谷医院」だ。

 敗戦翌年の1946年、当時無医村だった旧安諦村と旧花園村が設立した診療所に、松谷良清・現院長(60)の父、鷹太郎さんが着任。53年の紀州大水害で被災するなどの困難を乗り越えて診療を続け、2010年に85歳で亡くなる直前まで現場に立った。

 その跡を継いだのが三男の良清さんだ。大阪医科大を卒業後、循環器の専門医として橋本市民病院で働いていたが、14年前に鷹太郎さんから「手伝ってくれ」と頼まれ帰郷した。

 専門が細分化された大病院とは…

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