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 10月中旬の秋雨前線と下旬に相次いだ台風豪雨で、減水に悩まされていた河口湖の水位がようやく回復した。岸と陸続きだった富士河口湖町指定文化財の六角堂も、本来の「浮島」の姿を取り戻した。

 県治水課によると、河口湖の水位は今年2月16日に基準水位からマイナス2・6メートルになった。この日から8カ月以上、六角堂は陸続きになった。7~8月も少雨で、9月16日にはマイナス3・69メートルと最も水位が下がった。

 減水は河口湖の様々な行事に影響を与えた。8月16日の「富士河口湖灯籠(とうろう)流し」では、水際まで泥の中を50メートル以上歩かねばならず、約4千人の参加者は灯籠を自分で流せなかった。9月9~10日の「第37回河口湖レガッタ」は昨年に続き中止に。遊覧船はコース変更を強いられ、アシ原が干上がって淡水魚の繁殖にも影響が出た。

 一転、秋はよく雨が降った。甲…

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