[PR]

 高校のバレーボール部の顧問から受けた体罰が原因で不登校になり精神的苦痛を受けたとして、岩手県立盛岡第一高校卒の男性が顧問と県を相手に約200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、盛岡地裁であった。中村恭裁判長は鍵を壁に投げつけて叱りつけるなどの行為は「指導として社会的正当性を欠いている」として、県に計20万円の支払いを命じた。

 原告の男性は顧問の男性教諭による体罰で2008年に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症、不登校となったと主張していた。判決では不登校と体罰の因果関係は認められなかった。(加茂謙吾)