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 かつて造船業が栄えた大阪の湾岸地区で、新たな地域活性化を目指し、改装した工場や文化住宅跡地に巨大な現代アート作品を展示する催しが3日から始まっている。

 今年で4回目となる一般公開「Open Storage2017―見せる収蔵庫」。舞台となる、おおさか創造千島財団が運営する施設「MASK」(大阪市住之江区)は広さ約1千平方メートル、高さ9メートルの鋼材加工工場跡地で、現代美術作家金氏(かねうじ)徹平さんら6人の約80点が所狭しと並べられている。

 徒歩5分ほど離れた、築約60年の旧文化住宅も展示施設「千鳥文化」として生まれ変わり、初公開される。朽ち果てた壁紙やふすまなど、住人の生活の痕跡を残しながら、三つの空間で金氏さんの作品を展示している。金氏さんは「普段行ったことのない場所に行って、町の雰囲気も楽しんでほしい」と話す。

 26日までの金土日祝日のみ。入場無料。会期中の問い合わせは、おおさか創造千島財団(06・6681・6170)。(矢木隆晴)