[PR]

特派員リポート 福田直之(中国総局員)

 10月下旬、北京の中心部から高速に乗り、南に1時間半ほど走ったところにある河北省保定市容城県を訪れた。桑畑が広がり、繊維工場が点在するのどかな町だ。役所やスーパーがある繁華街を東に行くと、整地が進む広大な土地が広がる。続々とやってくる見物人が、スマートフォンのカメラで何もない土地の写真を撮っていく。

 「春節前にはここに臨時政府庁舎の区画が完成するんです」。工事車両の入り口に立つ赤いコートをまとった女性が、「内部用」と書かれた地図を示しながら教えてくれた。白洋淀という湖を囲む容城県、雄県、安新県が太線で囲んである。地図のタイトルには「雄安新区」とあった。習近平(シーチンピン)国家主席(中国共産党総書記)の肝いりで建設が決まった新都市だ。

 雄安は中国中央テレビの看板ニ…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも