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 憲法公布から71年となる3日、東京・永田町の国会前で、安倍政権が目指す憲法改正に反対する集会が開かれた。4万人(主催者発表)が「改憲反対」「9条守れ」などと声を上げた。

 市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」などの主催。枝野幸男・立憲民主党代表や志位和夫・共産党委員長、ノーベル平和賞受賞が決まった国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)の国際運営委員、川崎哲(あきら)さんらも参加して改憲反対を訴えた。

 埼玉県富士見市の保育士、南裕子さん(30)は職場の同僚と足を運んだ。「子どもを育てる環境をまず改善してほしい。それなのに9条を変えるなんて逆行している」と話す。政権は保育士の処遇改善を進めたとアピールするが、「全体を底上げしているわけではなく、むしろ職場で不公平感を高めている」という。

 東京都町田市の元大学教授、中川直哉さん(90)は「戦争の準備が進んでいる」と感じ、一人で参加した。安全保障法制、特定秘密保護法、「共謀罪」法。同世代の友人とは「また戦争に一歩近づいたね」「そっくりになってきたね」と話す。今も大学に研究生として通っているが、若い世代に同じ危機感があるか心配という。「戦争は始めてしまえばやめられない。いろいろあるけど、今の憲法は世界一。このまま残せるように、憲法を変えようとする政治の方を変えないと」(古城博隆)