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 ご存じでしたか? 「山の手の住宅街」のイメージが強い東京の世田谷区に、島があるのを。ホームからも見える。左に多摩川、右に、その多摩川に合流する野(の)川。二つの川に挟まれた中州が「兵庫島(ひょうごじま)」である。

 14世紀の南北朝時代。新田家再興のため鎌倉に向かっていた新田義興(新田義貞の次男)一行が多摩川を渡っていた最中に敵軍の策略にはまり、壊滅。家臣の由良(ゆら)兵庫助も死を遂げた。遺体が流れ着き、川で漁をする人たちが手厚く供養したのが島名の由来とされる。兵庫助は剛勇の聞こえの高い武者だったという。

 不思議なことに、中州はどんな…

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