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 フグのシーズンを迎え、山口県下関市のフグ仲卸会社「酒井商店」で、「ふく提灯(ちょうちん)」作りが最後のピークを迎えている。本物のフグを加工した民芸品で、同社が唯一手がけている。

 背中に穴を開けて身を取り除き、もみがらを詰め、10日間以上天日干しする。目玉以外、歯やヒレなどは、そのまま使用する。例年、夏場に作り置きしているが、フグの季節が近づく秋ごろに、新たな注文が入る。体長20センチほどで1万円前後が売れ筋という。(金子淳)