[PR]

 大手種苗メーカーのタキイ種苗(本社・京都市)が次世代型農業の栽培モデル構築を目指して石井町に整備した研究実証施設と、同社が出資する農業法人が一体的に整備したトマトを実証栽培する大規模ハウスの落成式が6日、現地であった。種苗メーカーが栽培や出荷まで手がけるのは珍しく、県や徳島大なども協力している。

 研究実証施設は「タキイ徳島スマートラボ」で、960平方メートルのハウスからなる。温度や日照など自然環境の変化に応じて窓の開閉や水やり、二酸化炭素濃度の調整などをコンピューター制御で自動的に行う「高度環境制御型ハウス」で、同社が開発したトマト種苗を溶液栽培し、改良を進める。

 農業法人「Tファームいしい」のハウスは、ラボに隣接する3棟計1万500平方メートル。ラボと同様の設備を備え、トマト温室としては県内最大級という。タキイ種苗が開発した「桃太郎ホープ」など4種類のトマトを溶液栽培し、関西にスーパーを展開する阪急オアシス(本社・大阪府豊中市)が「ひなとま」のブランド名で販売する。通常のハウス栽培トマトの2倍に当たる10アール当たり35トンの収穫を目指しており、今月から本格的な出荷が始まる。

 同社・同法人と県、徳島大は昨…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら