[PR]

 終末期のがん患者が住み慣れた施設で穏やかな療養生活を送ることを支援しようと、県は、介護スタッフ向けの緩和ケアマニュアルを作成した。急速な高齢化で高齢のがん患者が増え、老人ホームや介護施設などで過ごす患者の増加も予想されることから、介護スタッフに緩和ケアの普及を図る狙いだ。

 マニュアルの副題は「がん患者さんとご家族が心穏やかに過ごせるように」。がん終末期の患者を対象に、症状や経過、ケアの留意点などについて症状別の具体的な緩和ケア方法をまとめた。県健康づくり支援課によると、介護スタッフ向けのマニュアル作成は全国に先駆けたものという。

 マニュアルでは、終末期のがん患者にとって、痛みよりも「全身の力が低下して、できていたことができなくなることの方が重大な問題」と指摘。「患者が自分でできることを大切に」などと介護の基本的な考え方を示している。

 その上で、歩行や立ち上がり動…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら