松山バレエ団のプリマバレリーナ、森下洋子さん(68)が出演する日中国交正常化45周年記念のバレエ「新『白毛女(はくもうじょ)』全幕」が9日、東京都内で上演され、皇后さまが鑑賞に訪れた。親交のある2人には、日中友好や平和を願う共通の思いがあった。

 「ものすごく心に響くすばらしい舞台でした」。終演後、皇后さまは森下さんと懇談し、「(日中間には)大変悲しい出来事があったけれど、白毛女を踊って頂けるのは本当にすばらしい」と話したという。

 「白毛女」は中国の民話に基づく歌劇。貧しい農家の娘が悪徳地主の横暴に抵抗して雪山へ逃げ、白髪になるほどの苦難の末、農民と立ち上がり村を解放していく物語だ。森下さんが現在理事長兼団長を務める同バレエ団が1955年にクラシックバレエとして舞台化。58年に周恩来首相(当時)の招きで初訪中して上演。2011年には同バレエ団総代表の清水哲太郎さん(69)が新「白毛女」として舞台化した。これまでの訪中公演は15回に及ぶ。

 森下さんは21歳の時、初めて…

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