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 地球温暖化対策の「パリ協定」にシリアが参加する考えを明らかにした。ドイツ・ボンで開かれている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)で7日、シリア政府代表団が「パリ協定にできる限り速やかに署名したい」と発言した。

 署名は協定に参加する意思を示す手続きで、その後に国内で効力を発揮させるために締結をする。シリアとともに参加意思を示していなかったニカラグアは10月に協定を締結、トランプ大統領が協定からの離脱を表明した米国の「後退ぶり」がCOP23でも改めて浮き彫りになった。

 これに対し、米国務省のナウアート報道官は7日の会見で、シリア政府による化学兵器使用疑惑を引き合いに「シリア政府が大気に出すものを気にするならば、自分たちの国民にガスをかけなければいい」と開き直った。その上で「米国のビジネス、労働者そして納税者により好ましい合意になれば、そのとき考える。我々は引き続きパリ協定の離脱に向けて進む」と話した。(ボン=小坪遊、ワシントン=香取啓介)

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