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 神奈川県葉山町で昨年3月、80代男性宅に放火し、火災保険金をだまし取ろうとしたとして、県警は10日、男性の次男やその妻ら3人を現住建造物等放火と詐欺未遂などの疑いで逮捕した。もう1人も同放火容疑で逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。昨年2月には、男性の70代の妻が同町内の山中で遺体で見つかっており、県警は関連を慎重に調べる。

 捜査関係者によると、昨年3月24日午前2時25分ごろ、男性宅から出火。両隣の民家なども焼けたが、男性は不在で無事だった。

 次男とその妻は直前まで、男性宅で同居していた。次男の妻が知人の女の手助けを受けて放火し、次男は妻と共謀して火災保険金を請求した疑いが持たれている。出火原因に不審な点があるとして、保険金は支払われなかったという。

 一方、男性の妻は火災前の昨年2月、町内の畑に出かけたまま男性宅に帰らず、その後、山中で倒れた状態で死亡しているのが発見された。前頭部に傷があり、周囲に所持品が散乱していたという。(山下寛久、伊藤和也)