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 ジャングルに隠れるように、多くのテントが張られていた。コロンビア南部エルディアマンテに設けられた左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)の野営地。昨年9月、ここで女性戦闘員のダマリス(32)に出会った。

 深緑の戦闘服の下はカラフルなTシャツ姿。テント内にこしらえた鏡台の前に立って、唇に真っ赤な口紅を塗っていた。「私は女性。きれいに見せたいのは当然でしょ」

 ダマリスは常に自動小銃を携えていた。黒光りする銃の横で化粧をする彼女の姿に、強烈な違和感を覚えた。FARC戦闘員は45%が女性だった。おしゃれに気をつかう「普通」の女性が、銃で敵を撃ち、時に撃ち殺される。内戦の現実を痛感させられた。

 FARCとコロンビア政府は昨…

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