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 著作権料を払わずにBGMを流したとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)が高松市の飲食店を相手取り、楽曲使用の差し止めと損害賠償を求めた訴訟の和解が8日、高松地裁で成立した。JASRAC側によると、BGMの無断利用をめぐって和解が成立したのは全国初という。

 和解内容は、飲食店が許可なく楽曲を流し始めたとJASRAC側が主張した2007年9月から今年9月末の楽曲使用料約7万4千円を店が支払ったうえ、10月以降の使用契約を結んだというもの。

 和解成立後、JASRAC四国支部の下間唯支部長は「公平性の観点から、繰り返し案内、説明しても手続きして頂けない施設については法的措置を含めた対応で音楽の適法な利用促進に努めたい」と話した。一方、飲食店の経営者は「調査は今年3回だけで、それ以外は証拠もないのに支払うのは納得できないが、仕方ない」と話した。