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 大相撲の横綱鶴竜(32)=モンゴル出身、井筒部屋=が、故障が癒えず、九州場所(12日初日、福岡国際センター)を全休する見通しになった。8日、師匠の井筒親方(元関脇逆鉾〈さかほこ〉)が明らかにした。休場は夏場所以降4場所連続で今年5度目となり、立場は「土俵際」。鶴竜は万全でない状態で今場所に出場するのを回避し、来年1月の初場所で進退をかける。

 鶴竜は福岡入りしてから精力的に稽古を積んできた。先月31日の力士会後には「もちろん出ます」と明言。今月2日に福岡市の住吉神社であった奉納土俵入りにも参加していた。

 だが、その後、古傷の右足首と腰も状態を悪化させた。師匠は「一生懸命稽古してきたが、どこかで焦っていた部分もあったのかもしれない」と話した。8日朝に福岡市内で受診し、3週間の治療が必要と診断されたという。

 鶴竜は昨年の九州場所で3度目の優勝を果たして以降、今年秋場所までの5場所(75日間)で出場は32日間にとどまっている。成績は18勝14敗と横綱としては物足りない状態だ。師匠は次に出場する場所の成績次第で引退を考える意向を示している。