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 JR東海は、来年3月末までに全ての在来線の運転席にタブレット端末を配備する。到着ホームの変更時などに運転指令と運転士の間の無線のやりとりを減らし、文字情報で確実に伝えられるという。

 到着ホームや発車時刻を変更する場合、現在は運転指令が無線で指示を出し、運転士は内容をメモして復唱する。タブレット導入後、運転指令の指示は画面に表示され、受信音が鳴る。運転士は駅で停車後に内容を確認し、無線で復唱する運用になる。無線での指示やメモの時間が減らせるほか、運転指令は複数の運転士に一斉に指示を出せるようになる。

 このほか、タブレット端末のGPS機能を活用し、速度規制区間に近づくと画面表示と音で運転士に知らせる。津波発生時には避難ルートも表示する。

 11月28日に中央線、身延線、御殿場線で使用を始め、2018年3月末までに全12線区で938台を導入する。投資額は約7億円。運転士の手袋は、タブレット端末の画面に反応するものに取り換える。(吉野慶祐)