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 職員を動員してふるさと納税サイトの閲覧数を増やそうとしていた鹿児島県志布志市は8日、市のウェブサイトで「本市の取り組みが大変なご心配とご迷惑をおかけした」とおわびのコメントを発表した。職員の動員もやめるという。

 市は昨年度初めから職員にマニュアルを配布。毎朝のあいさつでサイトの閲覧を呼びかけていた。市は昨年5~7月にサイト内のPV(ページ閲覧)数ランキングで3カ月連続1位となって「殿堂入り」。現在もサイトの目につく場所に市名が載っている。

 今夏からは寄付額に応じた返礼品の「お気に入り」への登録も職員に求めており、ウナギや牛肉など市の返礼品は8日現在もランキング上位にある。このランクについて市は「イベントでのPRの成果などが反映されている」としている。

 その上で市は「ご寄付いただいた方々をはじめ、全国の皆様にご心配やご迷惑をかけぬよう真摯(しんし)に取り組む」とコメント。市ふるさと納税推進室の大迫秀治室長は朝日新聞の取材に、「今後は同様の呼びかけはしない」と話した。(野崎智也)