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 8日午後9時15分ごろ、JR宝塚線(福知山線)の高槻発新三田行き普通電車(7両編成)が、兵庫県尼崎市の尼崎駅の先50メートル付近で近くの電車に危険を知らせる防護無線を受信し、緊急停止した。電車は約1時間半にわたって現場で停車、乗客約600人が閉じ込められた。午後10時50分ごろ、尼崎駅まで電車を戻し、乗客を降ろしたという。

 JR西日本によると、この電車で、異常がないのに緊急に停車させる装置が作動するトラブルがあったといい、詳しい原因を調べている。

 この影響で、同線の尼崎―新三田駅間とJR東西線の京橋―尼崎駅間の上下線で一時運転を見合わせ、午後11時10分ごろ、運転を再開したが、後続に遅れや運休が発生している。

 塾の帰りに大阪駅から後続の電車に乗り、尼崎駅で降りた兵庫県三田市の男子高校生(16)は「尼崎駅の手前で止まったまま、1時間くらい動かなかった。この先もどうなるか分からないので、自宅から親に車で迎えに来てもらうことにした」と話した。停車した電車の中は満員の状態で、「急病人が出たので医療関係者の方のご協力をお願いします」といった内容の車内放送も流れたという。