[PR]

 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が愛媛県今治市で建設中の岡山理科大獣医学部は来春、開学の見通しとなった。指摘される数々の疑惑は解明されないままで、地元でも賛否が分かれる。識者はどうみるのか。

教育評論家 尾木直樹さん

 加計学園の報道に触れるたびに、着々と獣医学部の校舎の建設が進む光景に腹が立ち、違和感があった。ためらうことなく工事が進んだのは、認可される自信があったからだろうか。

 説明責任も果たさず、強引に事を進めれば、政府や教育行政への不信感は国民の間でふくらんでいくだろう。信頼は一気に瓦解(がかい)し、結果として失うものの大きさを全くわかっていない。

 問題点が指摘されても、決定的な証拠は出てこず、安倍晋三首相は関与を否定してきた。しかし、口には一切出さなくても、「忖度(そんたく)」が末端まで働き、意のままに動いてしまうことに危うさを覚える。これが「関与」以上の問題だ。

 立地や定員などの条件を鑑みても、獣医学部新設の妥当性には疑問が残る。入学希望者のためにも、経営・教育いずれの観点からも認可が適当である理由を、しっかり説明してほしい。

■ジャーナリスト 江川…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら