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 今季のプロ野球界に最も貢献した人に贈られる正力松太郎賞の選考委員会(王貞治座長)が9日、東京都内で開かれ、ソフトバンクの守護神として2年ぶりの日本一に貢献したデニス・サファテ投手(36)が選出された。1977年に制定された正力賞で、外国人選手の受賞は初めて。外国人監督では2005年にバレンタイン監督(ロッテ)が受賞している。救援投手の受賞は98年の佐々木主浩投手(横浜)以来2人目。

 サファテは今季66試合に登板し、従来の日本記録(46)を大幅に更新する54セーブを記録。日本シリーズでも、第6戦に3イニングを投げるなどの活躍で最高殊勲選手に選ばれた。王座長は「5年後、10年後に今季を振り返った時、最初に頭に浮かぶのはサファテ投手の力投ではないか。シーズン中の存在感、日本シリーズのインパクトの強さがあった。長く日本でプレーして、若い選手のお手本になる投手」と、高い評価を示した。

 近年の正力賞は日本一チームの監督が選ばれるケースが多く、今回もソフトバンクの工藤監督、DeNAのラミレス監督らが候補に挙がった。ただ、議論の中で選考対象をより幅広くすることで意見が一致。選手も含めた議論の中で、最終的に満場一致でサファテに決まったという。

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