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 プロ野球・巨人の沢村拓一投手(29)が「長胸神経まひ」と診断されたのは、球団トレーナーのはり治療での施術ミスによる可能性があると9月に発表した巨人に対し、全日本鍼灸(しんきゅう)学会など9団体が公開質問状を出していた問題で、巨人は団体側に7日付で回答書を送った。

 回答書の中で巨人は、複数の医師に再度確認した結果、「長胸神経のまひは、はり治療が原因となった可能性が考えられる」としたうえで「ただし、はり治療以外にも強い力がかかる他の外的要因によってまひが生じた可能性もある」とした。また球団として「はり治療が有効であると十分認識し、今後も活用していく」との方針を示した。

 学会側の広報担当者は取材に対し、「はり治療とまひの因果関係を断定しなかったうえ、治療の効果を認めたので、我々としては一定の評価をし、これで終結としたい」と話した。