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 3度目の国際宇宙ステーション(ISS)行きが決まった宇宙飛行士の野口聡一さん(52)が9日、都内で会見し、「(この年まで)現役でいられるとは思わなかった。全国の50代に見ていただきたい」と抱負を語った。

 ISS滞在は、2019年終わりごろから半年間の予定。54歳での出発は、08年に53歳で飛び立った土井隆雄さんを抜いて、日本人飛行士としては最年長となる見込み。野口さんは、現役を続ける野球のイチローさん(44)やサッカーの三浦知良さん(50)らの名前を挙げ、「各界の『レジェンド』に負けないよう、体調を整えて臨みたい」と笑顔を見せた。

 ISSと地球の往復には、米国のスペースXかボーイングが開発する新型の宇宙船が使われる可能性がある。「新しい地図を歩んでいくという気持ちだ。(新型船への)挑戦権を得て、高揚している」と話した。

 野口さんは1996年に宇宙飛行士候補に選ばれ、2005年に米国のスペースシャトルで初飛行。09年にはロシアのソユーズで旅立ち、ISSに長期滞在した。(小宮山亮磨)