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 来季から大リーグでのプレーを希望する日本ハムの大谷翔平(23)と球団幹部は10日、都内で会談し、大谷が大リーグ挑戦を正式に申し入れた。球団側は了承し、移籍には改定交渉中のポスティングシステムを利用する。大谷は11日、記者会見を開いて大リーグ挑戦について自ら語る。

 大谷は昨オフの契約更改で、自らが希望する時期での大リーグ挑戦を球団に容認されていた。今季はケガに苦しんだが、岩手・花巻東高時代からの大リーグへの思いは不変だった。先日、代理人も田沢純一(マーリンズ)らを担当するネズ・バレロ氏に決まり、移籍準備を進めていた。

 日本ハムの栗山英樹監督はこの日、大谷の移籍承認を受けての記者会見で、「本人の思いを球団全員で受け止めた。世界一の選手になれると信じている」。竹田憲宗球団社長は今後のサポートを確約し、大谷からは通訳のフォローなどの要望を受けたという。

 日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)によるポスティングシステムの改定交渉は、今オフは譲渡金の上限を2千万ドル(約22億円)とする現行制度の維持で話し合いが進んでいる。最終的には大リーグ選手会との合意が必要になる。(山下弘展)