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 故意に交通事故を起こして保険金計約237万円をだまし取ったとして、福岡県警は10日、飯塚市伊岐須の元暴力団組員、井上由吉容疑者(56)ら計9人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。メンバーの多くは容疑を認めているといい、余罪があるとみて調べている。

 他に逮捕されたのは、会社員の山浦兼治(50)=名古屋市北区=、整骨院長で柔道整復師の岡松幸則(51)=飯塚市柏の森=の両容疑者ら。

 交通捜査課によると、井上容疑者らは昨年3月6日夕方、飯塚市のオートレース場駐車場で、60代の男性が運転する軽乗用車に、メンバー5人が乗ったレンタカーで故意に衝突。5人が山浦容疑者の会社で雇用されているように装って、損保会社から休業損害金約157万円をだまし取った疑いがある。岡松容疑者らは、自身の整骨院に5人が通院したと架空申告をして、施術費約80万円をだまし取った疑いがある。

 県警はこれまでに同様の手口の保険金詐欺事件を捜査しており、井上容疑者のグループを加え計25人を検挙した。被害総額は約2200万円に上るという。