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 9日から宮崎市内で始まった野球日本代表「侍ジャパン」の秋季合宿。集められたメンバーには、24歳以下またはプロ3年目以下(オーバーエージ枠は3人)という制限があり、普段と違うポジションを守る選手もいる。中日の遊撃手・京田陽太は今、二塁手にも挑戦している。

 合宿初日は二塁でノックを受け、2日目の10日は投手との連係を確認する練習でも二塁に入った。その後は、本来の遊撃で守備練習をこなし「景色が良かったです」。同じ内野とはいえ、二塁手にはまだまだ慣れていない様子だった。

 挑戦を言われたのは、約1カ月前。5位でレギュラーシーズンを終えた後から、取り組んできた。もう一人の二塁手候補には西武の源田壮亮もいた。だが、「源田選手はクライマックスシリーズがあった。京田選手の方が時間があった」(稲葉監督)という理由で、今季セ・リーグの新人としては歴代2位の149安打を放った23歳に白羽の矢が立った。

 青森山田高―日大と名門を歩んだ野球人生の中でも、二塁の経験は「ゼロに等しい」。ただ中日の秋季練習と秋季キャンプで練習を積んだこともあり、捕球や併殺を完成させるための動きはスムーズだ。

 あとはサインプレーでの複雑な動きを覚えたり、実戦で他の野手と連係が図れたりするかを確認しなければならない。京田は「恥ずかしいプレーはできないので、時間を有効に使って覚えたい。この経験は、これからの野球人生に必ずつながる」と前向きに話した。(井上翔太