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 来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪で、日本勢単独最多となる8回目の五輪出場をめざすノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)が10日、今季のワールドカップ(W杯)開幕を18日に控え、直前合宿地のフィンランドに向けて出発した。45歳の葛西は体重を管理する上で「断食」を慣例としてきたが、今季は必要ないかもしれないという。

 葛西はこの日、チームの伊藤有希ら3人とともに出発前の成田空港で、報道陣からの取材に応じた。体重が順調に落ちている要因は、2014年ソチ五輪後に結婚した妻の手料理だという。カロリー控えめの野菜スープなどのおかげで、「例年よりも、早めに体重を落とし始めている」。5日の時点で「昨日は59・5キロだったので、あと1・5キロ(減らしたい)。フィンランドの最後の仕上げで絞りたい」と話していた。

 葛西は年齢を重ねて体重が落ちにくくなってから、3日間コーヒーしか口にしないなど断食を取り入れてきた。報道陣から今季は断食なしでいけそうか、と問われると、「気合を入れるために、するかもしれない」。断食には、精神面での効果もあるようだ。(勝見壮史)