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 大阪府豊中市の特別養護老人ホーム「サラージュ豊中」(入居者29人)で、介護職員が入居者に「死ね」と暴言を吐くなどの心理的虐待が3件あったことが、市と同施設への取材でわかった。市が9月に実地指導に入って判明し、10月中旬に改善指導した。

 市などによると、高齢者虐待防止法が禁止する心理的虐待の3件は、いずれも今年に入って起きた。夜勤の職員が入居者に「あほ、ばか、死ね、忙しいねん」と暴言を吐いた。また、ほかの職員らが、耳の遠い入居者にペーパータオルに「うるさい」と書いて渡したり、入居者を移乗介助する際に「汚いから頭からタオルをかけた」と言ったりしたという。

 このほか、複数の職員が大声で怒鳴る▽トイレに行きたいという入居者に「さっき行ったでしょ」と言って放置する――などのケースも確認されたという。

 同施設を運営する社会福祉法人「●(りっしんべんに「福」のつくり。読みは「ふく」)美(ふくび)会」(豊中市)の幹部職員は「ゆゆしき問題なので反省している。職員からヒアリングして原因を調査し、再発の防止に努める」と話した。市高齢者支援課は「どんな行為が虐待にあたるのか、施設全体できちんと認識を持って改善してもらう必要がある」としている。

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(永井啓吾)

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