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 東京電力福島第一原発の事故以降、開催できずにいた伝統行事「えびす講市」が東日本大震災の月命日にあたる11日、福島県富岡町で始まった。会場では町の復興を願うメッセージなどが書かれた約200本の竹灯籠(とうろう)にロウソクの火がともされたり、「鎮魂花火」が打ち上げられたりして7年ぶりの開催を彩った。

 同市運営委員会によると、「えびす講市」は100年ほど前に始まった秋の風物詩。震災前は同町の商店街を中心に多くの露店が並び、町内外から数万人が訪れていた。この春、同町で一部の帰還困難区域を除き避難指示が解除されたことを受け、同市の再開を決めたという。

 同市は12日までの予定で、会場では飲食ブースが設置され、アーティストのライブなども楽しめる。(竹花徹朗)