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 実態のない投資話を持ちかけて現金をだまし取ったとして健康食品卸売会社「ロイヤルフーズ」の社長、原田一弥容疑者(63)らが逮捕された事件で、お年寄りたちを勧誘する入り口になっていたのは、食料品や日用品の格安販売をうたって高齢者を招く「講習会」だった。ロイヤルフーズに金を預けた女性が、朝日新聞の取材に手口の詳細を語った。

 「のりやしょうゆが100円」「3日間限定」。数年前、こんな宣伝文句が書かれたチラシが東京都の70代女性の自宅に届いた。平日の日中、近所の友人に誘われて駅前に開かれた期間限定の店舗をのぞくと、同年代の人たちでにぎわっていた。

 はじめは食料品や日用品の格安販売だったが、足を運ぶたびに健康食品やサプリメントに変わっていった。社員が病気や健康について講義形式で「このサプリが効く」と話すと、数十人の参加者は勧められるままに買っていたという。

 女性は「みんな年だから健康に不安もあるし。なにより、社員さんの話や勉強会という雰囲気がよかった」。長年勤めた会社を退職し、ちょうど時間に余裕ができたころだった。「家にいても老け込んでしまうし、お化粧をしてよそ行きの服を着て、近所のお友だちと店に行くのが楽しみだった」と振り返る。

 1カ月ほどたつと、社員らが投資話を持ちかけてきた。「銀行に預けてても金利が安いでしょう。うちなら2年で12%つく」

 「運用金」「お預かり金」「新…

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