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 「最後の清流」と呼ばれる高知県の四万十川にかかる岩間沈下橋(四万十市西土佐岩間)の橋脚1本が沈下し、路面が陥没した。市は安全のため11日から橋を通行止めにした。

 同市西土佐総合支所によると、11日午前10時45分ごろ、近くの道路工事関係者から「車で沈下橋を渡った時に異常に気付いた」と電話で連絡があった。職員が確認したところ、9本ある橋脚のうち1本が1メートルほど川底に沈下し、その上の路面が「Vの字」に陥没していた。支所の職員が朝に通行した時は異常はなかったという。

 岩間沈下橋は1966年に建設され、長さ約120メートル、幅3・5メートル。ポスターやテレビでもたびたび紹介され、人気の観光スポットになっている。通行再開のめどは立っておらず、市の担当者は「先月の台風21号と22号による増水時でも橋脚は大丈夫だった。修繕にはかなりの予算が必要になり、県と国に支援を要望するしかないのではないか」と声も沈みがちだった。(菊池均)