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 国立国際医療研究センター病院(東京)は、抗菌薬の正しい知識や使い方について聞いたネット調査の結果を発表した。抗菌薬が効かないインフルエンザや風邪に対し、約半数が「有効」と答えるなど誤解が多い実態が浮かんだ。誤った抗菌薬の使い方をすると、薬が効かない「耐性菌」を増やす恐れがあると注意を呼びかけている。

 調査は9、10月にインターネットで実施。10~60代の710人が答えた。

 抗菌薬が有効と思う病気を複数回答で聞くと、インフルエンザが全体の5割、風邪は44%に達し、正しい回答の肺炎(29%)や膀胱(ぼうこう)炎(26%)を上回った。抗菌薬は、肺炎などを引き起こす細菌を壊したり増えるのを抑えたりする。ただ、同じ感染症でも、ウイルスが原因で発症するインフルエンザやウイルス性の風邪には効かない。インフルエンザには、抗ウイルス薬「タミフル」など複数が開発されている。

 一方、医師に処方された抗菌薬…

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