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 ダイハツ工業は13日、高齢者らが通う「デイサービス」を展開する事業者向けに、送迎支援システム「らくぴた送迎」を開発したと発表した。車そのものの開発にとどまらず、介護を支える「ソフト面」にも取り組み、高齢化社会のニーズに対応する。

 利用者が毎日変わるデイサービスは、住所や要介護度に応じて送迎計画を決めるのに手間がかかる。「らくぴた送迎」に車両数や利用者情報を入力すれば、効率よく経路を決められる。関東1都3県で実証実験を始めており、2018年度中の事業化をめざす。

 利用者の自宅などに到着する直前に自動音声で電話連絡でき、円滑な乗り降りが可能だ。急なキャンセルなどの情報も運転手のスマートフォンに直ちに届き、送迎時間を短縮する。

 デイサービスの送迎では、多くの利用者を運べるワゴンなどの大型車が主流だ。だがダイハツは、燃費がよく、細い道路でも運転しやすい軽自動車の強みがより生かせるとみる。

 ダイハツはこの日に一部改良して発売した軽商用車「ハイゼットカーゴ」のほか、屋根が高くて車内が広い軽「タント」などを福祉利用でもアピールしていく。松林淳専務は「福祉用でも(ダイハツが得意とする)軽の広がりがある」。導入価格は、実証実験の結果をみて決める。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(木村聡史)