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 大阪府豊中市で登校中の小学生の列に車で突っ込み6人に重軽傷を負わせたとして危険運転致傷罪などに問われ、一審で無罪判決を受けた会社員、中村恵美被告(52)の控訴審が14日、大阪高裁で始まった。検察側は「少なくとも過失運転致傷罪は成立する」と主張し、新たに証拠を調べるよう求めたが高裁は却下、この日で結審した。判決は12月14日。

 中村被告は2015年5月、睡眠導入剤を夜に服用し、翌朝車を運転。薬物の影響で運転に支障が生じるおそれがあると知りながら事故を起こしたとして危険運転致傷罪に問われたが、大阪地裁は「事故現場に至るまでの運転に危険性はなかった」と判断。睡眠導入剤の影響も「個人差が大きく判定は困難」とし、同罪の成立を認めなかった。

 検察側は控訴趣意書で、同罪が認められなかった点は「やむを得ない」とする一方、眠気を感じたのに運転を続けて事故を起こし、過失運転致傷罪は成立する、と主張している。