[PR]

(14日、明治神宮大会決勝 明徳義塾4―0創成館)

 4安打で完封負けした創成館だが、先発の七俵(しちひょう)は「一、三回に1点ずつを許し、相手に流れを渡してしまった。ボールが高めに浮いた」と自分を責めた。

 ただ、左腕は背番号「14」。秋季長崎県大会途中からメンバー入りし、強豪校相手に貴重な経験を積めた大会だった。

 チームは継投で勝ち上がってきた。左腕の川原、七俵、右腕の伊藤、戸田の4投手と誰が投げても試合を作れた。チーム内の競争は激しい。試合後の七俵は「自分らの代は投手が20人いる。1年生を合わせれば30人ぐらい。この冬は誰よりも追い込んで背番号「1」をつけたい」と来春に向けて意気込んだ。

 今大会で「1」をつけた川原も、危機感を持っている。大会序盤は先発だったが、決勝は3番手だった。「冬場はしっかりと走り込んで三振が取れる投手になりたい。チーム内に自分より球の速い投手はいる」と語った。

 稙田監督は投手陣の柱の台頭を待っている。「このオフから来年にかけて、完投できる投手を育てないとならない。今まで苦しい時には代えていたので、苦しさを乗り越えられる投手が4人くらい必要」と話した。(坂名信行)