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 3メガバンクグループの2017年9月中間決算が14日、出そろった。マイナス金利や人口減で、特に国内の銀行業の収益環境は厳しい。取引先の経営改善による「戻り益」による増益効果はあったが、それは一時的にとどまる。各グループはそろって事業の効率化を行い、立て直しを図る。

 3メガバンクの事業の柱となる国内の銀行業務は、日本銀行の超低金利政策の直撃を受けている。預金者に払う金利はゼロに近く、コストは低いが、住宅ローンや企業融資での低金利競争が続き、貸出金利と預金金利の差の「利ざや」は縮小。残高も大きく伸びず、貸し出しの収益は厳しい。

 3グループの利ざや(傘下の主力銀行分、政府等向け除く)は、みずほFGが0・86%、三菱UFJFGが0・85%、三井住友FGが1・03%と軒並み縮小。トップからは「貸し出しの量が増えても、利回り低下の方が大きい。(銀行間の)競合も激しい」(三井住友FGの国部毅社長)、「利回り差の減少はまだ続いている」(みずほFGの佐藤康博社長)との発言が相次いだ。

 それでも一定の利益を確保でき…

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